数学は必要か?

2005年2月11日 日常
なんていう、ばかげた質問すんな!!

http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/

どんな学問だって、学んだ本人が役に立てようと思えば
役に立つんだよ。本人が役立てようとしなけりゃ
役に立たないのは当たり前のことだ、「学問」を「道具」に
置き換えてみりゃわかるだろ。

あとなあ、数学が役に立たないって?お前以外の立派な
エンジニアの皆さんが大いに役立ててるって。
ふざけたこというなら数学の恩恵である電気を使わない
生活してからぬかせ!!
携帯も、パソコンも電車も車も使うんじゃねえぞ。

天然資源のない、国土も豊かでない日本が世界でも有数の
リッチな暮らしができるのは誰のおかげだ。

人しか資源がないんだよ。勉強しろ。
勉強が嫌なら、とっとと働け。厚生年金払え!
でないと俺が年取ってから困るだろ。

ふぅ、久しぶりに吼えた。

もう少し穏やかに言ってみようか。
すべての学問は、記憶力、論理力、推理力などを養うのに有効です。
考える力というのは、社会に出てから必ず役に立ちます。
当然、数学も役に立ちます。

すべてのスポーツが、健康を維持するのに役立つようなものです。
大いにやりましょう。

■追記
だいだい、こんなこというのは学生である。
それも本当に数学が「役に立つ、立たない」の議論をしたいわけではなく。
数学がいやだからやらないで済む理由を探して文句を言っているだけである。

なので、「数学はこんなに役に立つんだよ。」という説得はあまり意味がない。言われたところでやる気が出るわけではないからである。

ただ、おもしろいのはこのたわごとを言う学生が数学で言う三段論法を活用しているところでありそれを指摘してみたいとは思う。つまり、彼らの中では

1.数学は役に立たない(AならばBである)
2.役に立たない学問は勉強しても意味がないのでやらなくて良い(BならばCである)
を駆使した結果「数学は役に立たないから勉強しなくて良い」
(AならばCである)という結論を導き出している。

ところがその結論をだすためには数学的思考が必要という本末転倒ぶり。
大人の皆さんはぜひそこをつついて屁理屈好きのガキを論破してやってほしい。

ガキを論破するのが目的ならほかにも
・じゃあお前の好きな漫画、アニメ、ゲームは将来役に立つのか?
などとネチネチせめてもよい。

ガキはダブルスタンダード丸出しの理屈で「ゲームや漫画で得た知識が役に立つことはある。具体的に・・・」とか言い出すことだろう。

そうしたら、大人として
「そうだ、どんな知識でも役に立てようと思えば役に立つんだよ。
今お前がゲームを役に立つと言ったように。
お前は数学を役に立てようとしていないだけだ。
むしろ役に立つかどうか分かるまで勉強していないのが現状だ」
とでもいってやればいい。


■本来なら
本来なら勉強したくない理由を取り除いてあげるのがより建設的な対応である。

たとえば
・難しくてわからないからやりたくない
 →躓いているところを教えてあげる。

・他に楽しいこと(ゲームなど)があるから
 →それこそ将来のことを考えさせる。
  大学入試で必要でもよし。技術者なら数学的素養は必須でもよし。










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