吸血鬼の元王様が元王妃の封印を解こうとガムバッテマス。
それを防ごうとしているのは、人間、および
吸血鬼と人との混血、ダンピール。

設定として吸血鬼の元王様はとてつもなく力が強いので
半分人間の血が混じったダンピールではやっつけられません。

いわんや、ただの人間をや。のはずなんですが
「黒き白鳥」という呪いみたいなやつが一人だけ使えて
そいつは吸血鬼の魔力を無効にすることができます。

というわけでめでたく三すくみの関係が成り立つのですが
人間とダンピールが組んでいるので元王様はやられそうになります。

あれ?おわりかな?

とオモテタラ、うちゅうじん、デテキタアル。
人間と、ダンピール、吸血鬼の元王様
が一致団結して、うちゅうじんとタタカウアル。

こういう風に紹介すると、ひどくいい加減なストーリーのようにみえるのだが、
原作者によると最初から宇宙人に対抗するというストーリーに
したかった模様。

あと、地球防衛軍のメンバーは一時的に協力しているだけで
うちゅうじんを追っ払ったら敵に戻る。

その辺の駆け引きが、そこそこあります。
(駆け引きというか、秘密の設定が次々出ているだけのような気もするが...)

2ちゃんでほめられてたのでよんでみました。
まあ、楽しめます。
でも、絵はおらの趣味とあわない。

2007/03/23
先日、めでたく完結を迎えたわけだが、
途中から少しばかり飽きが入ったことを追記しておこう。

気に食わなかった点
・宇宙人の顔見せなしかよ。
・次々と明かされる真実、
 それは過去の悲しい出来事。
 それに耐えて笑顔を見せる王様。
 人間:あなたはなんて強い人なんだ!

・人間、ダンピールのいかなる策略も
 すべて王様の手のひらの上。
 人間:あなたはなんてすごい人なんだ!

・王様はすべてわかった上で
 自分がにっこりと笑って犠牲になる道を選択。
 人間:あなたはなんて悲しい人なんだ!

の繰り返しにうんざりした。
そんな主人公に共感できると思うか?

物語を追ってみても、王様と王妃様が
それほど強大な力の持ち主であれば、
いくらでもやりようはあっただろう。

のろいを解く研究とかすればよかったんじゃね?

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