江川達也 日露戦争物語
2005年12月11日 今日のコミックかなり面白い。
個人的に江川達也のライフワークになると期待している。
日露戦争で活躍した秋山真之を主人公として
少年時代からを描いている。
戦争物なのだが、敵に勝つことに意義を見出すようなものではなく。
かといって戦争の悲惨さを詠う「戦争反対」の類でもない。
比較的史実に忠実に(英雄的エピソードに惑わされることなく)
当時の状況を描写している。
といっても俺は歴史的事実を知らないので書かれていることが
本当かどうかは実は不明である。
そんな気がした、というだけのこと。
(司馬遼太郎の「坂の上の雲」が元ねたという話もあるので
そちらを読んでみようかとも思っている)
当時の日本国民は(現在もそうだが)英雄的エピソードが
マスコミに報道されることによって
作戦そのものの失敗から目をそむけさせられるケースが多かった。
その思考停止が結果として太平洋戦争への突入
という結末で日本国民に返ってきたことを物語の端々で
作者は述べている。
英雄的エピソードなどに惑わされず、事実をしっかり分析し、
次に備えなければならない。ということを言いたいのかと
思われる。
国民が思考停止に陥っている状況でも、政治家、軍部の
上位の人たちは一生懸命考えていたらしい。
困難な状況に対して、いかなる判断を下すべきか?
世界の状況が激動であった日清、日露戦争当時の
政治家、軍人達等の登場人物は常に頭を悩ませていた。
人間が、力及ばず切羽詰った状況におかれる。
という状況の描写がなされている漫画は面白いと思う。
戦争という選択肢を選ばざるを得なかったとはいえ、
当時の政治家のほうが今の政治家なんかよりも
よっぽど日本のことを考えていたと思うよ。
今の政治家は何に頭を悩ませているんだろうね。
お気楽なことだ。
個人的に江川達也のライフワークになると期待している。
日露戦争で活躍した秋山真之を主人公として
少年時代からを描いている。
戦争物なのだが、敵に勝つことに意義を見出すようなものではなく。
かといって戦争の悲惨さを詠う「戦争反対」の類でもない。
比較的史実に忠実に(英雄的エピソードに惑わされることなく)
当時の状況を描写している。
といっても俺は歴史的事実を知らないので書かれていることが
本当かどうかは実は不明である。
そんな気がした、というだけのこと。
(司馬遼太郎の「坂の上の雲」が元ねたという話もあるので
そちらを読んでみようかとも思っている)
当時の日本国民は(現在もそうだが)英雄的エピソードが
マスコミに報道されることによって
作戦そのものの失敗から目をそむけさせられるケースが多かった。
その思考停止が結果として太平洋戦争への突入
という結末で日本国民に返ってきたことを物語の端々で
作者は述べている。
英雄的エピソードなどに惑わされず、事実をしっかり分析し、
次に備えなければならない。ということを言いたいのかと
思われる。
国民が思考停止に陥っている状況でも、政治家、軍部の
上位の人たちは一生懸命考えていたらしい。
困難な状況に対して、いかなる判断を下すべきか?
世界の状況が激動であった日清、日露戦争当時の
政治家、軍人達等の登場人物は常に頭を悩ませていた。
人間が、力及ばず切羽詰った状況におかれる。
という状況の描写がなされている漫画は面白いと思う。
戦争という選択肢を選ばざるを得なかったとはいえ、
当時の政治家のほうが今の政治家なんかよりも
よっぽど日本のことを考えていたと思うよ。
今の政治家は何に頭を悩ませているんだろうね。
お気楽なことだ。
コメント