SFの漫画(だよなあ)
人間と、コンピュータと、神(魔物)が出てくる。

とりあえず、いい年になると、怪しげなもの(人に見えないもの)
が見えるようになる家系の少年が出てくる。
その妹も出てくる。

少年の友達にハッカーの少年がいる。
ありがちな人口頭脳型のコンピュータ(世界で一台)にハッキングし(あら簡単)
コンピュータに刺激を与えることにより、どのような成長をするのかを楽しんでいる。

もろもろの事情の末、めでたくコンピュータは自我を獲得。
規定路線どおり、一定の期間、便利になったものの、暴走を開始する。

こう書くと、あまりにもありふれて、つまらない展開という感想を持ったうえで
この作品を紹介しているように感じるかもしれないが
そうではない、結構面白かった。

コンピュータに対する理解が不足していた昭和60年ごろに
書かれた漫画なので、残念ながら
コンピュータにできること、できないことについて
今読むとすこし違うなあ、という気がする部分もある。
それでも、よく考えて描いたことが伺える内容である。

この人のもうひとつの作品「夢みる惑星」
も面白かったよ。

少女漫画のいいところは、少年漫画と違って
スケールの大きな実験的作品もたまにOKというところだね。

少年ジャンプとかでは、ほぼありえない。

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