岩本隆雄 星虫

2006年8月5日 読書
ISBN:4257769076 文庫 岩本 隆雄 朝日ソノラマ 2000/06 ¥600

2ちゃんでおすすめだったライトノベル
実家に帰った際、暇なので読んでみました。
岩本隆雄のシリーズ
1.星虫
2.鵺姫真話
3.イーシャの舟
と順番どおりに読みました。

系統はどれもSFです。
つながっていないようでつながっていますが、どれも完全に別のお話です。

星虫は、空から降ってきた星虫が、人々の額に引っ付きました。
星虫が引っ付いたおかげで、視力が良くなったり、その他五感が
強化されたりします。最初はみんなありがたがるのですが、
だんだん星虫が大きくなるということが判明し...という内容。
最終的にハッピーエンドになるのか?それとも悲しい結末になるのか
さいごまでどきどきしながら読めました。

鵺姫真話は星虫の数年後のお話、主人公も別です。
こちらはタイムワープ系の話です。
個人的にはタイムワープ系の話は大好きで
つじつまを合わせるためにもう一度、飛ぶ。とか
最初に出ていたあの場面は、実はここが原因。とか
うまい人の本を読むと、本当に感心します。
まあ、多少先が読めてしまうかもしれませんけど、お薦め。

イーシャの舟は、星虫の数年前のお話。(時間の順番はこれが一番前)
気は優しくて力持ちの青年(ただし不幸)が不思議な生物と暮らす物語。
青年と生物の心の交流が主題です。

どれも面白かったのですが、個人的には鵺姫真話が一番面白かった。
時間があるならやはり順番に読むのがいいと思います。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索