ISBN:4047138363 コミック 瀬川 はじめ 角川書店 ¥567
心霊もの、割と今風の絵。
割と今風の展開。
わりとごじらは気に入るのではないかとおもって紹介する。
弐村剣輔は高校生。生まれつき、霊が見えるせいで
暗めの人生を送っている。
ある日、霊と戦う女の子、土宮神楽と出会う。
そのあと、戦いに巻き込まれる。
ありきたりすぎて、何の情報にもならない紹介だ。
ストーリーだけ聞くと、それほどでもないんだが、
そこそこ面白い。
なんとなく、作者の漫画的表現がうまいのだと思う。
以下、本の内容とは無関係な考察。
なんで、心霊もの、超能力ものに心惹かれるのだろう?
わかりきったことではあるが、
「自分がそのような能力をもち、世間一般の人より得な人生を送りたい」
というのが本音だろうなあ。
別に超能力でなくとも人としての能力が
有益、かつ他人が持っていない、ものである場合、
その人の人生は安泰であるように見える。
果たしてそうだろうか?
超能力で病気や怪我を治すことができるとしたら
確かに便利だろう。
親兄弟や、友人、場合によっては知人の病気を治してあげて
感謝されるのは、気分がよいだろう。
しかしその能力が、他人にはなく、自分にしかないとしたら
本当に幸せになれるだろうか?
殿様商売ができるから、値段つけ放題だし、
高い値段設定できれば、普段休んでいても生活できるから
いいんじゃね?
と思っていた時期がおれにもありました。
実際には、病気を治してほしい人がおそらく
毎日ひきも切らず訪れるだろう。
そして、自分の都合で休もうとすると
「遠くからきたのに」とか文句を言われるんだろう。
治らないと、いちゃもんつけるやつもでてくるんだろうなあ。
そんな人たちをいちいち相手にしたくないな。
結局、会社内で自分しかできない仕事を抱えたのと
レベルの違いはあれど同じことなんだよなあ。
自分ひとりだけしか持たない能力なんて、
持つもんじゃない。というのが結論。
持っていることを他人に黙っているという手もあるが、
それはそれでストレスたまりそうだし。
突出したものを何ももたず、人波に埋もれるのが後腐れなくてよい。
それがわかっていながらも、漫画にはそれ以外のことを期待したりする。
虚構だとわかっているからなんだろうね。
矛盾したもんだ。
心霊もの、割と今風の絵。
割と今風の展開。
わりとごじらは気に入るのではないかとおもって紹介する。
弐村剣輔は高校生。生まれつき、霊が見えるせいで
暗めの人生を送っている。
ある日、霊と戦う女の子、土宮神楽と出会う。
そのあと、戦いに巻き込まれる。
ありきたりすぎて、何の情報にもならない紹介だ。
ストーリーだけ聞くと、それほどでもないんだが、
そこそこ面白い。
なんとなく、作者の漫画的表現がうまいのだと思う。
以下、本の内容とは無関係な考察。
なんで、心霊もの、超能力ものに心惹かれるのだろう?
わかりきったことではあるが、
「自分がそのような能力をもち、世間一般の人より得な人生を送りたい」
というのが本音だろうなあ。
別に超能力でなくとも人としての能力が
有益、かつ他人が持っていない、ものである場合、
その人の人生は安泰であるように見える。
果たしてそうだろうか?
超能力で病気や怪我を治すことができるとしたら
確かに便利だろう。
親兄弟や、友人、場合によっては知人の病気を治してあげて
感謝されるのは、気分がよいだろう。
しかしその能力が、他人にはなく、自分にしかないとしたら
本当に幸せになれるだろうか?
殿様商売ができるから、値段つけ放題だし、
高い値段設定できれば、普段休んでいても生活できるから
いいんじゃね?
と思っていた時期がおれにもありました。
実際には、病気を治してほしい人がおそらく
毎日ひきも切らず訪れるだろう。
そして、自分の都合で休もうとすると
「遠くからきたのに」とか文句を言われるんだろう。
治らないと、いちゃもんつけるやつもでてくるんだろうなあ。
そんな人たちをいちいち相手にしたくないな。
結局、会社内で自分しかできない仕事を抱えたのと
レベルの違いはあれど同じことなんだよなあ。
自分ひとりだけしか持たない能力なんて、
持つもんじゃない。というのが結論。
持っていることを他人に黙っているという手もあるが、
それはそれでストレスたまりそうだし。
突出したものを何ももたず、人波に埋もれるのが後腐れなくてよい。
それがわかっていながらも、漫画にはそれ以外のことを期待したりする。
虚構だとわかっているからなんだろうね。
矛盾したもんだ。
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