以前にヨーグルトメーカーを使って牛乳からカッテージチーズを作るメモを書いた。
が結論としてもう作る予定はない。
理由はシンプル「カッテージチーズはボソボソして美味しくない」から

というわけでボソボソしておらず美味しいはずのクリームチーズ作成に挑む。
どうやらヨーグルトを作成して水を切るだけでできるらしい。

なおヨーグルトは機能性のやつを種にして作成する。
その上で乳酸菌を殺さずにチーズを作りたい。

というわけで60度以上には加熱しない。電子レンジも使わない。

■手順(旧)
1.牛乳にヨーグルトの種を少量いれる。
2.かきまぜる
3.ヨーグルトメーカーで40度10H
4.完成したヨーグルトを布で包み、したに水が落ちるようにする。
5.2日ほどおいて水を切ったら完成。
6.それでも足りなければ換気扇の前において乾燥させる。

ここで問題が2つ
1.ヨーグルトの水を切るための容器を購入したのだが(1200円)
一度に500mlしかできない。2度手間な上、冷蔵庫の中の場所を取る。

2.水切りの時間が長い。
5.と6.で数日かかるケースも有る。もうちっと早く食べたい。
Webを検索すると「電子レンジで温めて塩を入れてかき混ぜて水切り15分」というのがある。
これは、乳酸菌が死にそうなのでやりたくない。
せめて1日程度の水切り時間にしたい。

■考察
水切りのために重しを乗せるか、無理やり手で絞るかなど色々検討した。
無理やり手で絞ると、布の隙間からヨーグルトが顔を出すだけなのでNG.
重しを乗せるのはまあまあリーズナブルだが丁度いいサイズの重しとかが少ないのと水切り用の容器の上にそれを乗せると冷蔵庫内でも無理が生じるのでNG.

仕方ないので冷蔵庫内での水切りを諦めた。
テレビでやってた外国のヨーグルト作りも外に吊るしてたから大丈夫だろう。

で、考え直す。
おもりを載せなくても自重が大きくかかるような構造にすれば良いはず。
横に平べったいよりは縦長にして面積を小さくしたほうが自重がかかるはず。
でもそんな縦長に包める布巾がなかなか売っていないなあ。
というか単に大きな布巾につつんでも縦長にならず、丸くなる。
どうしたもんだか。

で、ひらめいた。靴下で良いんじゃね?
というわけで実験
4.でできたヨーグルトを靴下に放り込む。
靴下を上から吊るし、水きりできるようにして放置(1日)

■結果
これで十分水切りできました。
やってみるもんやな。
一日どころか半日程度で十分な感じやな。
一気に1L分放り込んで水切りできるのでヨーグルトの水切り容器はお払い箱。

ちなみに靴下は新品です。
さもないと乳酸菌以外の水虫菌とかが培養されかねないので。

よし、クリームチーズっぽいのができてる。
あとは製造工程で
・マスカットのジュースを混ぜる *1
・人工甘味料を入れる *2
ことで昔売っていた雪印のクリームチーズ(マスカット風味)を再現するぞ。
どのタイミングでどれくらいの量入れればいいかはトライアンドエラーだ。

*1前にマスカットでない普通の(紫の)ぶどうジュースを混ぜたら美味しくなかった。今回はスーパーでマスカットのジュースを見つけたのでそれでトライする予定。

*2
ちなみに低糖質ダイエットをしているので砂糖ではなく人工甘味料を使用する。
自作だとこういう細かい調整が可能なのがいいね。


2020/07/21
1回目:
先に牛乳を50ml捨てる(飲む)
マスカットジュース50ml
人工甘味料なし
とりあえずマスカットジュースの風味がつくか調べる。

結果→かすかな香りがついたが足りない。

2回目:
先に牛乳を100ml捨てる(飲む)
マスカットジュース100ml
人工甘味料大さじ2杯(砂糖の3倍甘いやつ)

結果:風味はまだ弱いけどそれなりに付いた。
甘さも薄いけどちょっとついた。

悪くない感じではある。
ただ、製品版はもっと甘くて風味があって美味しかった記憶がある。
人工甘味料をヨーグルト作成前に足すのをやめて
ヨーグルト生成後にたしてみるか。
水切りしたあとのホエーの方にたくさん流れ出ている気がする。
風味をこれ以上増すにはさらにマスカットジュースを多く混ぜる必要があるのだが
どうしたもんだか。次は200mlでやってみるか。


2020/07/23
3回目:
先に牛乳を200ml捨てる(飲む)
マスカットジュース200ml
人工甘味料大さじ3杯(砂糖の3倍甘いやつ)

うん、前よりは風味も甘さもかんじられるけど薄くて製品には遠いな。
この調子で300ml,400mlと増やすアプローチだと無理っぽい。
水切りしてから添加してみるか検討中。

2020/07/27
4回目:
先に牛乳を200ml捨てる(飲む)
マスカットジュース200ml

人工甘味料は水切り後、食べる前にかけるのでOKとした。

粉状のやつだと均一になりにくいし食べるときに粉感がありありと分かってしまうが
液状のやつならまあ食べるときにかけてもいいかという結論になった。
その方が甘さもきちんと感じられる。

人工甘味料は食べるときに必要なだけかけて食う。

マスカットジュースの方はそうも行かない、クリームチーズにかけて食べるには水分が多すぎる。(気がする)
今回も200mlの牛乳の代わりに入れてからヨーグルトを作成した。

ふと思った。マスカットジュースも食べるときに少量かけるだけで行けるんじゃね?
醤油差しみたいなのにいれて数滴垂らすとか
醤油スプレーみたいなのでシュシュっと吹き付ける
なんてのがそれなりに効果ありそうな気がしてきた。

よし、次は普通のクリームチーズだけ作って甘味料及び風味は後付にしてみよう。


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